旧高取邸
旧高取邸は、炭鉱王として成功した
高取伊好(たかとりこれよし)
(1850年〜1927年)の旧宅で
唐津市北城内の海岸沿いに建っています。
多くの建築専門家や文化庁から
建物の価値を評価され、
平成10年12月に国の重要文化財の
指定を受けました。
約2300坪の広大な敷地に、
大きく2棟の建物が建っています。
和風を基調としながら
洋間をあわせ持つという
近代和風建築の特色を備える一方、
大広間には能舞台を設けるなど
独特のつくりになっています。
その他にも、植物の浮き彫りや
型抜きの動物を施した欄間、
絵が描かれた杉戸絵、
修復された洋間のしっくい天井などの
優れた意匠を見ることができます。
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